最終合格をより確実にするには、筆記試験だけでなく、面接試験の準備も早めに取り掛かることが重要です。
本記事では、相模原市教員採用試験の個人面接対策に必要な過去問(質問例)を中心に、概要と対策方法を詳しく解説します。
早いうちに面接試験を理解し、攻略できるように準備を始めましょう。
相模原市教員採用試験 個人面接の概要
相模原市教員採用試験の個人面接は、自己PRや志望動機から教職員としての適性や素質、人間性などを評価・判断する人物試験です。
試験時間 | 30分 |
---|---|
面接官 | 4人 |
配点 | 400点満点 |
形式 | 口頭試問+場面指導 |
口頭試問+場面指導
一般的な質問に回答する口頭試問と教育現場を想定した場面指導が行われます。
最初にお題が発表されるので30秒程度で構想します。その後、1分間で実演。
場面指導の内容に関する質問もあるので、しっかり回答できるように内容を考えることがポイントです。
評価の観点
姿勢・態度 | 「児童生徒に愛情をもって対応しようとしているか」などを評価 |
---|---|
社会性 協調性 コミュ力 | 「同僚、仲間、家庭、地域と連携、協力して取り組もうとしているか」などを評価 |
向上心 使命感 | 「教科指導について、研究心、探求心をもっているか」などを評価 |
知識 | 「教科に関する基礎的な知識をもっているか」などを評価 |
相模原市教員採用試験 個人面接の過去問
相模原市教員採用試験の個人面接では、「教員を目指した理由は何ですか?」みたいなベタな質問から、『相模原市の教育方針を3つ言ってください。』といった、教員採用試験ならではの質問まで幅広く聞かれています。
ここでは、実際の面接試験で聞かれた過去問(質問例)を抜粋して紹介します。
過去の質問例
- 模擬授業はよくできましたか。
- 模擬授業は誰に指導してもらいましたか。
- 模擬授業で工夫した点はどこですか。
- 授業内容でつまづいてしまう子どもにはどう対応しますか。
- 教員を目指した理由は何ですか。
- どのような教師になりたいですか。また、その理想に近づくために頑張っていることは何ですか。
- 学生時代の部活動は何をやっていましたか。
- ボランティア活動歴を教えてください。
- 長所は何ですか。その長所が生かされた経験はありますか。
- 地域の人々とのつながりをどのようにして実現していきますか。
- 教師の働き方改革についてどう考えていますか。
- 相模原市の教育方針を3つ言ってください。
- 相模原市の教員になったら一番やってみたいことは何ですか。
場面指導の課題
- あなたは2年生の担任です。授業中に居眠りをしていたAさんを放課後に呼びだして話をしました。どのような声掛けをしますか。
- 近年片親の子どもが増えています。ある子が睡眠不足で、親と連絡が取れない場合、どのようにすればいいですか。実際に電話をかけてみてください。
- 「SNSに悪口を書かれた」とBさんが相談してきました。面接官をBさんだと思って対応してください。
→今の対応について,どのようなことに気をつけましたか。
このほかの質問例や回答例は下記の記事でもまとめています。
相模原市教員採用試験 個人面接対策はいつから始める?
教員採用試験の面接対策は、できるだけ早く始めることが重要です。
相模原市教員採用試験の倍率が低下しているため、筆記試験よりも面接試験の重要度が増しています。
そのため、筆記試験の合格発表後に少し面接練習をしたくらいでは、高評価を得るのは難しいです。
せっかく筆記試験を突破しても、面接で失敗してしまうのは非常に悔しいですよね。そうならないためにも、早めに面接対策を始めましょう。
具体的な面接対策の方法については、以下の記事を参考にしてください。
相模原市教員採用試験 個人面接まとめ
相模原市教員採用試験に合格するためには、面接試験の攻略が必要不可欠です。
対策といえば筆記試験に気を取られがちですが、面接試験の評価が悪いと最終合格は難しくなります。
面接対策の基本は「予想される質問を知り、ベストな回答を準備する」ことです。
そして、第三者にきちんと伝わるかどうか、話し方や表情、態度などを確認しながら練習を続けることが重要です。
まずは過去問を使いながら、自分なりの回答を考えてみましょう。
今回ご紹介したのはほんの一例ですが、ぜひ取り入れていただければ幸いです。
受験ガイド2024|相模原市教員採用試験の内容と対策のポイント』を参考にしてください。
面接試験以外の内容や対策についてさらに詳しい情報が必要な場合は、こちらの『
コメント