奈良県教育委員会は2026年9月4日、令和9年度(2026年実施)奈良県教員採用試験の最終結果を発表しました。
全体では1,510人が受験し、388人が合格。最終倍率は3.9倍となっています。
- 全体倍率は前年度の4.1倍から3.9倍へ低下
- 校種別では養護教諭が10.2倍で最も高い
- 中学校は社会9.6倍、保健体育9.9倍と厳しい結果
- 高校は保健体育9.1倍、書道6.0倍、地歴5.2倍
奈良県教員採用試験の最終結果
校種・職種別の受験者数、合格者数、倍率は次のとおりです。
| 校種・職種 | 受験者数 | 合格者数 | 倍率 |
|---|---|---|---|
| 小学校 | 532 | 155 | 3.4 |
| 中学校 | 395 | 99 | 4.0 |
| 高等学校 | 303 | 75 | 4.0 |
| 特別支援学校 | 101 | 40 | 2.5 |
| 養護教諭 | 122 | 12 | 10.2 |
| 栄養教諭 | 27 | 4 | 6.8 |
| 実習助手・寄宿舎指導員 | 30 | 3 | 10.0 |
| 合計 | 1,510 | 388 | 3.9 |
全体倍率は、前年度の4.1倍から3.9倍へ下がりました。
受験者は前年度より73人減った一方、合格者は5人増えています。そのため、全体ではわずかに競争が緩やかになりました。
養護教諭は10.2倍
校種・職種別で最も高かったのは養護教諭です。122人が受験し、12人が合格しました。
倍率は前年度と同じ10.2倍です。受験者が多く、引き続き厳しい競争になっています。
実習助手・寄宿舎指導員も10.0倍でした。受験者30人に対し、合格者は3人です。
全体倍率は下がりましたが、養護教諭など一部の職種は厳しいままです。全体の数字だけで判断しないことが大切ですね。
中学校の教科別倍率
中学校では395人が受験し、99人が合格しました。全体倍率は4.0倍です。
| 教科 | 受験者数 | 合格者数 | 倍率 |
|---|---|---|---|
| 国語 | 47 | 16 | 2.9 |
| 社会 | 96 | 10 | 9.6 |
| 数学 | 52 | 15 | 3.5 |
| 理科 | 22 | 10 | 2.2 |
| 音楽 | 15 | 7 | 2.1 |
| 美術 | 20 | 7 | 2.9 |
| 保健体育 | 89 | 9 | 9.9 |
| 技術・家庭 | 11 | 8 | 1.4 |
| 英語 | 43 | 17 | 2.5 |
| 小計 | 395 | 99 | 4.0 |
技術・家庭の数値について
奈良県の公表資料では、技術と家庭の合格者数がまとめて示されています。本記事でも両教科を合算して掲載しています。
中学校で特に高かったのは、保健体育の9.9倍と社会の9.6倍です。
一方、音楽は2.1倍、理科は2.2倍でした。同じ中学校でも、教科によって競争率には大きな差があります。
高等学校の教科別倍率
高等学校では303人が受験し、75人が合格しました。全体倍率は中学校と同じ4.0倍です。
| 教科・科目 | 受験者数 | 合格者数 | 倍率 |
|---|---|---|---|
| 国語 | 26 | 12 | 2.2 |
| 地歴 | 57 | 11 | 5.2 |
| 数学 | 39 | 10 | 3.9 |
| 理科 物理・化学・生物 | 22 | 7 | 3.1 |
| 音楽 | - | - | - |
| 美術 | - | - | - |
| 書道 | 6 | 1 | 6.0 |
| 保健体育 | 82 | 9 | 9.1 |
| 英語 | 34 | 12 | 2.8 |
| 家庭 | 7 | 3 | 2.3 |
| 農業 | 5 | 2 | 2.5 |
| 工業 機械・電気 | 8 | 3 | 2.7 |
| 商業 | 12 | 3 | 4.0 |
| 福祉 | - | - | - |
| 情報 | 5 | 2 | 2.5 |
| 小計 | 303 | 75 | 4.0 |
理科・工業の数値について
理科は物理・化学・生物、工業は機械・電気をまとめた合格者数が公表されています。そのため、科目ごとの倍率は算出できません。
高等学校では保健体育が9.1倍で最も高く、書道6.0倍、地歴5.2倍と続きました。
国語は2.2倍、家庭は2.3倍、農業と情報は2.5倍です。高校も教科による差がはっきり出ています。
倍率を見るときの注意点
倍率が低い教科でも、試験そのものが簡単になるわけではありません。
奈良県の教員採用試験では、筆記試験や面接などを通して総合的に評価されます。倍率は、あくまで受験者数と合格者数の関係を示す数字です。
来年度に向けて対策するなら、倍率だけで受験先を決めるのではなく、試験内容や配点を確認しましょう。
まとめ|奈良県教員採用試験は388人が合格
令和9年度奈良県教員採用試験は、1,510人が受験し、388人が合格しました。全体倍率は3.9倍です。
前年度より全体倍率は下がりましたが、養護教諭や中高の保健体育などは高倍率でした。
合格された皆さん、本当におめでとうございます。これから受験する方は、自分の校種・教科の動きを確認し、必要な対策を一つずつ進めていきましょう。
教採ギルド代表
福永 真 Makoto Fukunaga
あ、どうも、サイト代表の「福永 真」です。
「教採ギルド(みんなの教員採用試験対策ブログ)」では、公立学校の先生になりたい方に向けて、教員採用試験に関する情報を発信しています。
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