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熊本県教員採用試験|個人面接の質問例と評価基準・調査票の書き方

  • 「緊張していますか。」
  • 「志望理由は何ですか。」
  • 「どんな教員になりたいですか。」

熊本県教員採用試験の個人面接では、このような質問を通して、教員としての適性や人物面が評価されます。

本記事では、実際の質問例(過去問)を中心に、試験概要や評価基準、面接前調査票など、面接対策を始める前に確認しておきたい情報をまとめました。

熊本県の個人面接で何が問われ、どのような準備をすればよいのかを確認し、面接対策に役立ててください。

面接対策の進め方は以下の記事でまとめています。あわせてご覧ください。

目次

熊本県教員採用試験の個人面接とは

熊本県教員採用試験の個人面接は、第二次考査に2回実施します。

試験時間や実施形式、実施日など、受験前に押さえておきたい基本情報を紹介します。

個人面接の概要

1回目の概要

1回目では、面接官からの質問に回答する個人面接を実施します。

実施形式個人面接(口頭試問)
試験時間15分程度
面接官2人
配点120点
*2026年実施(令和9年度採用)の情報をもとにしています。受験年度により内容が変わる場合があります。

2回目の概要

2回目では、模擬授業(小・中のみ)と面接官からの質問に回答する個人面接を実施します。

実施形式個人面接(口頭試問)+模擬授業(小・中のみ)
試験時間25分程度
面接官2人
配点120点
*2026年実施(令和9年度採用)の情報をもとにしています。受験年度により内容が変わる場合があります。

個人面接の日程

1回目令和8年7月27日(月)から7月31日(金)のうち指定された1日
2回目令和8年7月27日(月)から7月31日(金)のうち指定された1日
福永

受験番号順に早い日程・時間帯に割り振られています!

個人面接の流れ

1回目の流れ

待機・入室

5分前まで控室で待機します。順番が来たら試験室へ移動し、入室。

質疑応答

2人の面接官から質問されるので応答します。

2回目の流れ

待機・入室

5分前まで控室で待機します。順番が来たら試験室へ移動。

事前に「質問には簡潔に回答すること」と注意があり、その後入室します。

模擬授業(小・中のみ)

指定されたテーマで模擬授業を行います。

質疑応答

模擬授業やその他の内容について2人の面接官から質問されるので応答します。

個人面接で重要な面接前調査票

面接前調査票とは、事前に記入し提出する書類のことです。

出願に必要な個人情報だけでなく、これまでの経験なども記載し、面接官が当日の質問を準備する際の参考資料として使われます。

面接資料として使用されるため、単に提出する書類ではなく、面接での受け答えまで見据えて作成することが重要です。

面接前調査票の内容

面接試験に関わる内容は以下のとおりです。

  • 教員を志すに至った背景となる経験
  • 志望校種・教科を選ぶ決め手となった出来事
  • 最も力を注いだ取り組みと、継続の中で直面した課題・乗り越え方
  • 教員として生かせる強みを示す具体的エピソード
  • 対人関係で生じた衝突・誤解と、その解決のために取った行動
  • 人に何かを伝えたり教えたりした経験と、その際に工夫したこと
  • 人との関わりの中で得た気づきと、その後の行動の変化
  • 教育以外の場面で自分が担った役割と、その中で直面した課題・対応・学び
  • 自己 PR(自由に記述してください)
福永

面接前調査票の添削していると各項目の内容が面接で話す内容と一致していないケースをよく見かけます。一貫した内容で作成することを意識しましょう。

面接前調査票(受験願書)の書き方を詳しく見る

個人面接の過去問(質問例)

熊本県教員採用試験の個人面接で出題された過去問(質問例)をまとめています。

掲載しているのは多くの受験生が聞かれた一般的な質問で、誰でも聞かれる可能性があるものです

なお、個人特有の質問は面接前調査票の記載内容によって異なります。

1回目の質問例

1回目の面接では、教員としての基本的な資質や意欲を問う質問が多く出題されます。

  • 緊張していますか。
  • 志望理由は何ですか。
  • これまでに苦労した経験はありますか。
  • 熊本県の教員像を知っていますか。
  • 意見の合わない同僚や先輩教員とはどのように付き合いますか。
  • ボランティア経験はありますか。
  • 普段から気をつけていることはありますか。
  • 教員の不祥事についてどう思いますか。
  • 今頑張っていること、これから頑張りたいことは何ですか。
  • 教員の魅力は何ですか。
  • どんな教員になりたいですか。

2回目の質問例

2回目では、「本当に熊本県の教員として働く覚悟があるか」という、本気度や資質を問う質問が増えます。また、小学校・中学校では模擬授業も実施されます。

模擬授業のテーマ(小学校・中学校)

小学校小学校学習指導要領 国語
第5学年及び第6学年
2 内容〔思考力、判断力、表現力等〕
C 読むこと
(1) 読むことに関する次の事項を身に付けることができるよう指導する。
カ 文章を読んでまとめた意見や感想を共有し、自分の考えを広げること。
国語中学校学習指導要領 国語
[第2学年] 2 内容〔思考力、判断力、表現力等〕
A 話すこと・聞くこと
(1) 話すこと・聞くことに関する次の事項を身に付けることができるよう指導する。
ウ 資料や機器を用いるなどして、自分の考えが分かりやすく伝わるように表現を工夫すること。
社会【地理的分野】 2 内容
A 世界と日本の地域構成
(1) 地域構成
 りの①と②の地域構成を取り上げ、位置や分布などに着目して、課題を追究したり解決したりする活動を通して、以下のア及びイの事項を身に付けることができるよう指導する。
 ① 世界の地域構成
  ア 次のような知識を身に付けること。
   (ア)緯度と経度、大陸と海洋の分布、主な国々の名称と位置などを基に、世界の地域構成を大観し理解すること。
 ② 日本の地域構成
  イ 次のような思考力、判断力、表現力等を身に付けること。
   (ア)世界の地域構成の特性を、大陸と海洋の分布や主な国の位置、緯度や経度などに着目して多面的・多角的に考察し、表現すること。
   (イ)日本の地域構成の特性を、周辺の海洋の広がりや海上を航行する島々の位置などに着目して多面的・多角的に考察し、表現すること。
数学中学校学習指導要領 数学
[第3学年] 2 内容 A 数と式
(1) 正の数の平方根について、数学的活動を通して、次の事項を身に付けることができるよう指導する。
 ア 次のような知識及び技能を身に付けること。
  (ア)数の平方根の必要性と意味を理解すること。
理科中学校学習指導要領 理科[第1分野]2 内容
(3) 電流とその利用
(4) 電流と磁界
 ⑤ 電磁誘導と発電
  磁石とコイルを用いた実験を行い、コイルや磁石を動かすことにより電流が得られることを見いだして理解するとともに、直流と交流の違いを理解すること。
音楽中学校学習指導要領 音楽
[第1学年] 2 内容
A 表現
(1) 歌唱の活動を通して、次の事項を身に付けることができるよう指導する。
 ウ 次の(ア)及び(イ)の技能を身に付けること。
 (ア)創意工夫を生かした表現で歌うために必要な発声、言葉の発音、身体の使い方などの技能
美術中学校学習指導要領 美術
[第1学年] 2 内容
B 鑑賞
(1)鑑賞の活動を通して、次のとおり鑑賞に関する資質・能力を育成する。
 イ 生活の中の美術の働きや美術文化についての見方や感じ方を広げる活動を通して、鑑賞に関する次の事項を身に付けることができるよう指導する。
 (ア)身近な地域や日本及び諸外国の文化遺産などのよさや美しさなどを感じ取り、美術文化について考えるなどして、見方や感じ方を広げること。
保健体育中学校学習指導要領 保健体育【体育分野 第1学年及び第2学年】
2 内容 H 体育理論
(2) 運動やスポーツの意義や効果と学び方や安全な行い方について、課題を発見し、その解決を目指した活動を通して、次の事項を身に付けることができるよう指導する。
 ア 運動やスポーツの意義や効果と学び方や安全な行い方について理解すること。
  (ア)運動やスポーツは、身体の発達やその機能の維持、体力の向上などの効果や自信の獲得、ストレスの解消などの心理的効果及びルールやマナーについての合意したり、適切な人間関係を築いたりするなどの社会性を高める効果が期待できること。
技術中学校学習指導要領 技術・家庭【技術分野】
2 内容 B 生物育成の技術
(2) 生活や社会における問題を、生物育成の技術によって解決する活動を通して、次の事項を身に付けることができるよう指導する。
 ア 安全・適切な栽培又は飼育、検査等ができること。
家庭中学校学習指導要領 技術・家庭【家庭分野】
2 内容 B 衣食住の生活
(3) 日常食の調理と地域の食文化
 ア 次のような知識及び技能を身に付けること。
  (ア)日常生活と関連付け、用途に応じた食品の選択について理解し、適切にできること。
英語中学校学習指導要領 外国語 英語
2 内容
(3) 言語活動及び言語の働きに関する事項
 ① 言語活動に関する事項
  オ 話すこと【発表】
   (イ)日常的な話題について、事実や自分の考え、気持ちなどをまとめ、簡単なスピーチをする活動。

志望動機に関する深掘りの質問

  • 熊本の教職員像についてどう思いますか。
  • 教員として、これだけは負けないという部分はどこですか。

あなた自身と経験に関する質問

  • 練習は何回くらいしましたか。
  • 1回目の面接はどうでしたか。
  • 授業で工夫したところはどこですか。
  • 改善点はありますか。
  • まとめはどのようにする予定でしたか。

働く上での覚悟に関する質問

  • 子どもから「授業がまったくわからなかった」と言われたらどうしますか。
  • 教員として一番やってはいけないことは何だと思いますか。
  • 教員とは世間的にどのような立場・立ち位置だと思いますか。
  • あなたが授業で最も伝えたいことは何ですか。
  • 担任(副担任)が協力的でない場合どうしますか。
  • どんな学級経営をしていきたいですか。

ここに掲載している質問以外の準備や回答の作り方は以下の記事で解説しています。

個人面接の過去問を詳しく見る

個人面接の評価基準

熊本県教員採用試験の個人面接では、教員として必要な資質や人物面が複数の観点から評価されます。

面接練習では、回答を作るだけでなく、どの評価項目をアピールできているかという視点で見直すと、より効果的な対策になります。

福永

面接添削をしていると、「回答は作ったけれど、何を評価されているのか分からない」という受験生は少なくありません。

まずは、1回目・2回目で評価される項目を確認しておきましょう。

1回目の評価の観点
評価の観点コミュニケーション能力
(相手に分かりやすく話を伝える力)

社会性、協調性
(周りの人と協力できる姿勢)

主体性
(周りの人と協力できる姿勢)
2回目の評価の観点
評価の観点コミュニケーション能力
(教員にふさわしい言葉遣いや表現力)

意欲的態度、使命感
(「教員になる」という強い意志)

教育的愛情、向上心
(子どもを想う心と、学び続ける姿勢)

社会性、協調性
(保護者や同僚と連携できる力)

すべての評価項目が重要ですが、ここでは特に面接で問われやすく、回答にも反映しやすい3つの観点を紹介します。

回答に不安がある方へ

自分ではうまく答えられていると思っていても、第三者から見ると改善点が見つかることは少なくありません。

自分の回答が評価基準に沿っているか不安な方は、面接添削・回答添削も活用してみてください。

面接添削・回答添削の詳細を見る

個人面接まとめ

熊本県教員採用試験の個人面接では、質問への回答内容だけでなく、教職への理解や表現力、協調性など、教員としての人物面が総合的に評価されます。

まずは、面接の流れや評価基準、過去の質問例を確認し、自分の経験や考えを整理することから始めましょう。

また、個人面接の具体的な回答の作り方や練習方法については、以下の記事で詳しく解説しています。あわせて参考にしてください。

個人面接の対策方法はこちら

熊本県教員採用試験全体の試験内容や日程を確認したい方は、以下の記事をご覧ください。

熊本県教員採用試験の試験内容はこちら

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