仙台市教員採用試験における栄養教諭の倍率を見たことはありますか?
栄養教諭は募集人数が少ないため、年度によって倍率が大きく動きやすい職種です。2025年実施試験では12.0倍で、決して油断できる試験ではありません。
ただ、一次試験と二次試験では求められるものがまったく異なります。それぞれの倍率(難易度)を正しく理解することが、合格への一番の近道です。
過去5年間のデータをまとめています。順番に見ていきましょう。
過去5年間の倍率推移
仙台市教員採用試験における栄養教諭の実質倍率推移は次のとおりです。
| 実施年 (採用年度) | 受験者数 (人) | 合格者数 (人) | 倍率 (倍) |
|---|---|---|---|
| 2025年実施 (令和8年度) | 24 | 2 | 12.0 |
| 2024年実施 (令和7年度) | 27 | 2 | 13.5 |
| 2023年実施 (令和6年度) | 14 | 2 | 7.0 |
| 2022年実施 (令和5年度) | 20 | 1 | 20.0 |
| 2021年実施 (令和4年度) | 14 | 2 | 7.0 |
直近5年間のデータを見ると、受験者数は10〜20人台で推移しています。一方で、合格者数は毎年わずか1〜2名と非常に少なく、それに伴って倍率は常に高水準で推移していることがわかります。
特に合格者数が1名だった2022年実施(令和5年度)は20.0倍と突出しています。直近の2025年実施(令和8年度)も12.0倍と厳しい数字になっています。
これは受験者が急増した結果ではなく、採用人数が極めて少ないことによる高倍率と考えられます。
栄養教諭は募集人数自体が少ない職種のため、仙台市では毎年のように非常に狭き門となっている点には注意が必要です。
一次試験の倍率
一次試験の倍率を見ると、仙台市教員採用試験の特徴がはっきりと表れています。
| 実施年 (採用年度) | 受験者数 (人) | 合格者数 (人) | 倍率 (倍) |
|---|---|---|---|
| 2025年実施 (令和8年度) | 24 | 5 | 4.8 |
| 2024年実施 (令和7年度) | 27 | 6 | 4.5 |
| 2023年実施 (令和6年度) | 14 | 7 | 2.0 |
| 2022年実施 (令和5年度) | 20 | 10 | 2.0 |
| 2021年実施 (令和4年度) | 14 | 8 | 1.8 |
2021年〜2023年実施にかけては2.0倍前後で推移していましたが、直近の2024年実施(令和7年度)は4.5倍、2025年実施(令和8年度)は4.8倍と、一次試験の段階から非常に厳しい絞り込みが行われていることがわかります。
つまり、「一次試験は基礎だけやっておけば受かる試験」とは到底言い切れません。
一次試験の役割は「最低限の基礎学力があるかどうか」を確認することですが、仙台市のように一次試験の倍率が高い自治体では、競争で確実に上位に入らなければ通過できません。
教養試験も専門試験も、基本がきちんと身についていなければ、普通に落ちます。一次試験だからといって決して簡単ではない。ここは勘違いしないようにしたいポイントです。
まずは配点の高い専門試験の対策から始めましょう!過去問をこちらの「教員採用試験|栄養教諭の過去問・復元問題と活用方法」で確認できます。
二次試験の倍率
二次試験の倍率を見ると、一次試験を通過した後もさらに厳しい競争が待っていることがわかります。
| 実施年 (採用年度) | 受験者数 (人) | 合格者数 (人) | 倍率 (倍) |
|---|---|---|---|
| 2025年実施 (令和8年度) | 5 | 2 | 2.5 |
| 2024年実施 (令和7年度) | 6 | 2 | 3.0 |
| 2023年実施 (令和6年度) | 7 | 2 | 3.5 |
| 2022年実施 (令和5年度) | 10 | 1 | 10.0 |
| 2021年実施 (令和4年度) | 8 | 2 | 4.0 |
データを見ると、倍率はおおむね2倍から4倍の間で推移しています。
2025年実施(令和8年度)は2.5倍、2024年実施(令和7年度)は3.0倍でしたが、2022年実施(令和5年度)にいたってはなんと10.0倍。受験者10人に対して合格者はわずか1人という、かなり厳しい結果になった年もあります。
つまり、二次試験は一次試験とは別物です。
一次が「基礎学力の確認」だとすれば、二次は「本当に教壇に立てる人材かどうか」を見極める場。面接検査など、ペーパーテストでは測れない部分が問われます。
倍率が常に高水準であるのも、最終的な採用枠が極めて少ないからです。一次を通過しても、安心するのはまだ早い。二次こそが、本番です。
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栄養教諭の合格に向けて
仙台市教員採用試験は、毎年1〜2名しか合格できない非常に高倍率の自治体です。
そのため、一次試験からしっかり傾向を把握して対策し、志望動機や自己PRを固めていかなければ、合格することは難しいでしょう。
とはいえ、やることは多いので、しっかりと計画を立てて準備することが大切です。
この記事のデータを確認したら、筆記試験と面接の対策に集中しましょう。
栄養教諭における教員採用試験の全体像や試験内容を知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。
そもそも栄養教諭ってどんな役割だっけ?仕事内容は?と、これから栄養教諭を目指す方向けの記事はこちらです。
- 掲載データは仙台市教育委員会の公表資料をもとに、当サイトが独自に集計・分析したものです。
- 本記事は夏試験のみのデータを掲載しています。大学3年生を対象とした早期選考などのデータは含まれていません。
- 倍率は実質倍率(受験者数÷合格者数)を基準としています。
- 最新情報は必ず志望自治体の公式サイトでご確認ください。

