神奈川県教員採用試験における栄養教諭の倍率を見たことはありますか?
神奈川県では、2025年実施(令和8年度)試験から栄養教諭の採用が始まりました。初年度の実質倍率は14.0倍と、決して油断できる試験ではありません。
ただ、一次試験と二次試験では求められるものがまったく異なります。それぞれの倍率(難易度)を正しく理解することが、合格への一番の近道です。
公表されたデータを順番に見ていきましょう。
実質倍率
神奈川県教員採用試験における栄養教諭の実質倍率は次のとおりです。
| 実施年 (採用年度) | 受験者数 (人) | 合格者数 (人) | 倍率 (倍) |
|---|---|---|---|
| 2025年実施 (令和8年度) | 70 | 5 | 14.0 |
2025年実施(令和8年度)が初めての採用試験となりました。受験者数70名に対して合格者数は5名と絞り込まれ、14.0倍という厳しい数字になりました。
栄養教諭は募集人数自体が少ない職種のため、神奈川県でも今後の採用計画によって難易度が大きく変わりやすい点には注意が必要です。
一次試験の倍率
一次試験の倍率を見ると、神奈川県教員採用試験の特徴がはっきりと表れています。
| 実施年 (採用年度) | 受験者数 (人) | 合格者数 (人) | 倍率 (倍) |
|---|---|---|---|
| 2025年実施 (令和8年度) | 70 | 27 | 2.6 |
初年度の一次試験倍率は2.6倍となりました。一次試験の段階で、受験者の半数以上が不合格となる厳しい絞り込みとなっています。
では、「一次試験は基礎だけやっておけば受かる試験」なのかというと・・・全くそんなことはありません。
一次試験の役割は「最低限の基礎学力があるかどうか」を確認することです。神奈川県のように一次試験から倍率が高い傾向があるため、油断せず確実に得点しなければ通過できません。
教職・一般教養も専門教科も、基本がきちんと身についていなければ、普通に落ちます。一次試験だからといって決して簡単ではない。ここは勘違いしないようにしたいポイントです。
まずはハイレベルな戦いが予測される専門教科の対策から始めましょう!過去問をこちらの「教員採用試験|栄養教諭の過去問・復元問題と活用方法」で確認できます。
二次試験の倍率
二次試験の倍率を見ると、一次試験を通過した後に非常に厳しい競争が待っていることがわかります。
| 実施年 (採用年度) | 受験者数 (人) | 合格者数 (人) | 倍率 (倍) |
|---|---|---|---|
| 2025年実施 (令和8年度) | 26 | 5 | 5.2 |
データを見ると、二次試験の倍率は5.2倍となっています。
一次試験の倍率(2.6倍)と比較してさらに高くなっており、二次試験で大きく絞り込まれる傾向にあります。多くの受験者が不合格になるため、決して油断はできません。
つまり、二次試験は一次試験とは別物です。
一次が「基礎学力の確認」だとすれば、二次は「本当に教壇に立てる人材かどうか」を見極める場。面接試験や論文など、ペーパーテストでは測れない部分が問われます。
最終的な採用枠が少ないことには変わりありません。一次を通過しても、安心するのはまだ早い。二次こそが、本番です。
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栄養教諭の合格に向けて
神奈川県教員採用試験は、一次試験・二次試験ともに大きく絞り込まれる傾向にある厳しい自治体です。
そのため、一次試験の対策はもちろん、早めから面接に向けた志望動機や自己PRを固めていかなければ、合格することは難しいでしょう。
とはいえ、やることは多いので、しっかりと計画を立てて準備することが大切です。
この記事のデータを確認したら、筆記試験と面接の対策に集中しましょう。
栄養教諭における教員採用試験の全体像や試験内容を知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。
そもそも栄養教諭ってどんな役割だっけ?仕事内容は?と、これから栄養教諭を目指す方向けの記事はこちらです。
- 掲載データは神奈川県教育委員会の公表資料をもとに、当サイトが独自に集計・分析したものです。
- 本記事は夏試験のみのデータを掲載しています。大学3年生を対象とした早期選考などのデータは含まれていません。
- 倍率は実質倍率(受験者数÷合格者数)を基準としています。
- 最新情報は必ず志望自治体の公式サイトでご確認ください。

