茨城県教員採用試験における栄養教諭の倍率を見たことはありますか?
栄養教諭は募集人数が少ないため、年度によって倍率が大きく動きやすい職種です。2025年実施試験では8.6倍で、決して油断できる試験ではありません。
ただ、一次試験と二次試験では求められるものがまったく異なります。それぞれの倍率(難易度)を正しく理解することが、合格への一番の近道です。
過去5年間のデータをまとめています。順番に見ていきましょう。
過去5年間の倍率推移
茨城県教員採用試験における栄養教諭の実質倍率推移は次のとおりです。
| 実施年 (採用年度) | 受験者数 (人) | 合格者数 (人) | 倍率 (倍) |
|---|---|---|---|
| 2025年実施 (令和8年度) | 43 | 5 | 8.6 |
| 2024年実施 (令和7年度) | 37 | 4 | 9.3 |
| 2023年実施 (令和6年度) | 47 | 4 | 11.8 |
| 2022年実施 (令和5年度) | 47 | 5 | 9.4 |
| 2021年実施 (令和4年度) | 58 | 7 | 8.3 |
直近5年間のデータを見ると、受験者数は40〜50人台で推移しており、大きな増減はありません。
一方で、合格者数も毎年4〜7名と安定していますが、採用枠自体が少ないため、倍率は8.0倍〜11.0倍台と常に高水準で推移していることがわかります。
特に合格者数が4名だった2023年実施(令和6年度)は11.8倍と突出しています。
直近の2025年実施(令和8年度)も8.6倍と厳しい数字になっています。これは受験者が急増した結果ではなく、採用人数が少ないことによる高倍率と考えられます。
栄養教諭は募集人数自体が少ない職種のため、茨城県では毎年のように狭き門となっている点には注意が必要です。
一次試験の倍率
一次試験の倍率を見ると、茨城県教員採用試験の特徴がはっきりと表れています。
| 実施年 (採用年度) | 受験者数 (人) | 合格者数 (人) | 倍率 (倍) |
|---|---|---|---|
| 2025年実施 (令和8年度) | 43 | 11 | 3.9 |
| 2024年実施 (令和7年度) | 37 | 8 | 4.6 |
| 2023年実施 (令和6年度) | 47 | 13 | 3.6 |
| 2022年実施 (令和5年度) | 47 | 15 | 3.1 |
| 2021年実施 (令和4年度) | 58 | 14 | 4.1 |
多くの年度で倍率は3.0倍〜4.0倍台で推移しています。つまり、一次試験の段階からしっかりと厳しい絞り込みが行われているんです。
2024年実施(令和7年度)は4.6倍、直近の2025年実施(令和8年度)も3.9倍となっており、一次試験から万全の対策が必要であることがわかります。
では、「一次試験は基礎だけやっておけば受かる試験」なのかというと・・・全くそんなことはありません。
一次試験の役割は「最低限の基礎学力があるかどうか」を確認することですが、茨城県のように一次試験の倍率が高い自治体では、競争で確実に上位に入らなければ通過できません。
教職教養が廃止され専門教科の点数で合否が決まります。そのため基本がきちんと身についていなければ、普通に落ちます。一次試験だからといって決して簡単ではない。ここは勘違いしないようにしたいポイントです。
まずは専門教科の対策から始めましょう!過去問をこちらの「教員採用試験|栄養教諭の過去問・復元問題と活用方法」で確認できます。
二次試験の倍率
二次試験の倍率を見ると、一次試験を通過した後もさらに競争が待っていることがわかります。
| 実施年 (採用年度) | 受験者数 (人) | 合格者数 (人) | 倍率 (倍) |
|---|---|---|---|
| 2025年実施 (令和8年度) | 11 | 5 | 2.2 |
| 2024年実施 (令和7年度) | 8 | 4 | 2.0 |
| 2023年実施 (令和6年度) | 13 | 4 | 3.3 |
| 2022年実施 (令和5年度) | 15 | 5 | 3.0 |
| 2021年実施 (令和4年度) | 14 | 7 | 2.0 |
データを見ると、倍率はおおむね2.0倍から3.0倍台で推移しています。
2024年実施(令和7年度)は2.0倍、直近の2025年実施(令和8年度)は2.2倍でしたが、2023年実施(令和6年度)は3.3倍と年度によってばらつきがあります。一次試験で大きく絞り込まれた優秀な受験者同士での戦いとなるため、決して油断はできません。
つまり、二次試験は一次試験とは別物です。
一次が「基礎学力の確認」だとすれば、二次は「本当に教壇に立てる人材かどうか」を見極める場。面接検査など、ペーパーテストでは測れない部分が問われます。
倍率が常に高水準であるのも、最終的な採用枠が少ないからです。一次を通過しても、安心するのはまだ早い。二次こそが、本番です。
面接対策を万全とするためのサポート(個別指導・添削)を行っています。詳しくはこちらの「面接の回答、それで大丈夫?茨城県教員採用試験|個別添削型・面接対策」を確認してください。
栄養教諭の合格に向けて
茨城県教員採用試験は、基本的に高倍率の自治体です。
そのため、一次試験からしっかり傾向を把握して対策し、志望動機や自己PRを固めていかなければ、合格することは難しいでしょう。
とはいえ、やることは多いので、しっかりと計画を立てて準備することが大切です。
この記事のデータを確認したら、筆記試験と面接の対策に集中しましょう。
栄養教諭における教員採用試験の全体像や試験内容を知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。
そもそも栄養教諭ってどんな役割だっけ?仕事内容は?と、これから栄養教諭を目指す方向けの記事はこちらです。
- 掲載データは茨城県教育委員会の公表資料をもとに、当サイトが独自に集計・分析したものです。
- 本記事は夏試験のみのデータを掲載しています。大学3年生を対象とした早期選考などのデータは含まれていません。
- 倍率は実質倍率(受験者数÷合格者数)を基準としています。
- 最新情報は必ず志望自治体の公式サイトでご確認ください。

