宮城県教員採用試験における栄養教諭の倍率を見たことはありますか?
栄養教諭は募集人数が少ないため、年度によって倍率が大きく動きやすい職種です。2025年実施試験では6.5倍で、決して油断できる試験ではありません。
ただ、一次試験と二次試験では求められるものがまったく異なります。それぞれの倍率(難易度)を正しく理解することが、合格への一番の近道です。
過去5年間のデータをまとめています。順番に見ていきましょう。
過去5年間の倍率推移
宮城県教員採用試験における栄養教諭の実質倍率推移は次のとおりです。
| 実施年 (採用年度) | 受験者数 (人) | 合格者数 (人) | 倍率 (倍) |
|---|---|---|---|
| 2025年実施 (令和8年度) | 13 | 2 | 6.5 |
| 2024年実施 (令和7年度) | 2 | 2 | 1.0 |
| 2023年実施 (令和6年度) | 19 | 1 | 19.0 |
| 2022年実施 (令和5年度) | 22 | 2 | 11.0 |
| 2021年実施 (令和4年度) | 20 | 5 | 4.0 |
直近5年間のデータを見ると、受験者数はおおむね10〜20人台で推移していますが、合格者数は毎年わずか1〜5名と非常に少なく、それに伴って倍率が大きく変動していることがわかります。
特に合格者数が1名だった2023年実施(令和6年度)は19.0倍、2022年実施(令和5年度)も11.0倍と突出しています。
2024年実施(令和7年度)は受験者が2名と極端に少なく倍率1.0倍という特異な結果となっていますが、基本的には採用人数が少ないことによる高倍率になりやすい試験と考えられます。
栄養教諭は募集人数自体が少ない職種のため、宮城県に限らず、年度ごとの採用計画によって倍率が大きく上下しやすい点には注意が必要です。
一次試験の倍率
一次試験の倍率を見ると、宮城県教員採用試験の特徴がはっきりと表れています。
| 実施年 (採用年度) | 受験者数 (人) | 合格者数 (人) | 倍率 (倍) |
|---|---|---|---|
| 2025年実施 (令和8年度) | 13 | 9 | 1.4 |
| 2024年実施 (令和7年度) | 2 | 2 | 1.0 |
| 2023年実施 (令和6年度) | 19 | 10 | 1.9 |
| 2022年実施 (令和5年度) | 22 | 11 | 2.0 |
| 2021年実施 (令和4年度) | 20 | 13 | 1.5 |
多くの年度で倍率は1.0〜2.0倍に収まっています。つまり、受けた人の半数以上が一次試験を通過しているんです。
全体的な倍率の高さに比べると、一次試験の段階ではそこまで厳しい絞り込みは行われていないことがわかります。
では、「ラクに受かる試験」なのかというと・・・そうとも言い切れません。
一次試験の役割はシンプルで、「最低限の基礎学力があるかどうか」を確認すること。競争で上位を狙うというより、足切りをクリアできるかどうかが問われています。
教養検査も専門検査も、基本がきちんと身についていなければ、倍率に関係なく普通に落ちます。「倍率が低い=簡単」ではない。ここは勘違いしないようにしたいポイントです。
まずは配点の高い専門検査の対策から始めましょう!過去問をこちらの「教員採用試験|栄養教諭の過去問・復元問題と活用方法」で確認できます。
二次試験の倍率
二次試験の倍率を見ると、最終合格者の大半が二次試験で決まっていることがわかります。
| 実施年 (採用年度) | 受験者数 (人) | 合格者数 (人) | 倍率 (倍) |
|---|---|---|---|
| 2025年実施 (令和8年度) | 9 | 2 | 4.5 |
| 2024年実施 (令和7年度) | 2 | 2 | 1.0 |
| 2023年実施 (令和6年度) | 10 | 1 | 10.0 |
| 2022年実施 (令和5年度) | 11 | 2 | 5.5 |
| 2021年実施 (令和4年度) | 12 | 5 | 2.4 |
データを見ると、倍率は年度によってかなりばらつきがあります。
2021年実施(令和4年度)は2.4倍でしたが、2022年実施(令和5年度)は5.5倍、2023年実施(令和6年度)にいたってはなんと10.0倍。
直近の2025年実施(令和8年度)も4.5倍と、二次試験で厳しい競争が待っていることがわかります。
つまり、二次試験は一次試験とは別物です。
一次が「基礎確認」だとすれば、二次は「本当に教壇に立てる人材かどうか」を見極める場。面接検査など、ペーパーテストでは測れない部分が問われます。
倍率が年によって大きく動くのも、そこに採用側の意図や現場のニーズが反映されているからでしょう。一次を通過しても、安心するのはまだ早い。二次こそが、本番です。
面接対策を万全とするためのサポート(個別指導・添削)を行っています。詳しくはこちらの「面接の回答、それで大丈夫?宮城県教員採用試験|個別添削型・面接対策」を確認してください。
栄養教諭の合格に向けて
宮城県教員採用試験は、基本的に二次試験で大きく絞り込まれる自治体です。
一次試験の倍率が低いからといって油断せず基礎を固め、その上で二次試験に向けた志望動機や自己PRを徹底して練り上げていかなければ、最終合格を勝ち取ることは難しいでしょう。
とはいえ、やることは多いので、しっかりと計画を立てて準備することが大切です。
この記事のデータを確認したら、筆記試験と面接の対策に集中しましょう。
栄養教諭における教員採用試験の全体像や試験内容を知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。
そもそも栄養教諭ってどんな役割だっけ?仕事内容は?と、これから栄養教諭を目指す方向けの記事はこちらです。
- 掲載データは宮城県教育委員会の公表資料をもとに、当サイトが独自に集計・分析したものです。
- 本記事は夏試験のみのデータを掲載しています。大学3年生を対象とした早期選考などのデータは含まれていません。
- 倍率は実質倍率(受験者数÷合格者数)を基準としています。
- 最新情報は必ず志望自治体の公式サイトでご確認ください。

