【教科別一覧】静岡市教員採用試験の倍率推移と結果

教員採用試験は年度によって倍率が大きく変動するため、最新のデータを把握することが重要です。

本記事では、静岡市教員採用試験の倍率（結果）を掲載しています。

全校種の倍率だけでなく、小学校・中学校・高等学校それぞれの教科別倍率も詳しくまとめているので、志望先の情報をしっかり確認しておきましょう。

あなたが志望する教科や校種の倍率が高いのか、それとも比較的低いのかを確認して、今後の対策に役立ててください。

静岡市教員採用試験の全体倍率推移

ここでは、静岡市教員採用試験における過去15年分の全体倍率の推移をまとめています。

倍率の変動から、年度ごとの競争状況やトレンドを把握することができます。

採用年度	受験者数	合格者数	倍率
2025	392	119	3.3
2024	398	115	3.5
2023	376	119	3.2
2022	407	133	3.1
2021	402	135	3.0
2020	343	104	3.3
2019	370	108	3.4
2018	364	92	4.0
2017	365	82	4.5
2016	378	79	4.8
2015	392	83	4.7
2014	394	86	4.6
2013	423	79	5.4
2012	396	73	5.4
2011	418	68	6.1
2010	412	77	5.4
2009	369	71	5.2

出典元：静岡市教育委員会(https://www.city.shizuoka.lg.jp/kyoiku/p000059.html)

 静岡市以外の倍率については、下記の記事で都道府県別に一覧化しています。倍率の低い県や他地域との比較を検討したい方は、ぜひ参考にしてください。

校種・教科別の倍率

ここからは、静岡市教員採用試験の結果を校種・教科別に紹介します。受験者数・合格者数・倍率を一覧でまとめているので、志望する分野の動向を詳しく確認しておきましょう。

• 各項目の青文字をタップすると、該当する教科・校種の詳細データへジャンプできます。

小学校

採用年度	受験者数	合格者数	倍率
2025	180	74	2.4
2024	182	70	2.6
2023	180	76	2.4
2022	182	83	2.2
2021	207	82	2.5
2020	172	58	3.0

中学校

中学校教諭は、教科ごとに倍率の差があります。ここでは、各教科の倍率を年度別に比較できる一覧にまとめた後、それぞれの教科ごとの詳細データを紹介します。

• 以下の表で使用している「R7」「R6」などは、元号略記です。「R7」は2025年度採用試験（2024年夏実施）、「R6」は2024年度採用試験（2023年夏実施）を意味します。
• 各項目の青文字をタップすると、該当する教科・校種の詳細データへジャンプできます。

科目	R7	R6	R5	R4	R3
国語	3.0	4.3	2.5	2.3	2.1
社会	5.8	4.1	4.3	3.1	3.4
数学	4.5	3.7	2.9	4.8	3.4
理科	4.6	3.8	3.2	5.0	4.0
音楽	11.0	5.5	7.0	6.0	5.0
美術	1.5	4.0	7.0	3.0	8.0
保体	4.9	6.3	6.3	7.7	3.7
技術	2.0	3.0	4.0	–	2.0
家庭	1.0	1.0	2.0	2.0	2.0
英語	1.5	2.6	2.5	2.8	2.7

国語

採用年度	受験者数	合格者数	倍率
2025	18	6	3.0
2024	17	4	4.3
2023	10	4	2.5
2022	16	7	2.3
2021	15	7	2.1
2020	7	3	2.3

社会

採用年度	受験者数	合格者数	倍率
2025	35	6	5.8
2024	29	7	4.1
2023	26	6	4.3
2022	22	7	3.1
2021	27	8	3.4
2020	27	7	3.9

数学

採用年度	受験者数	合格者数	倍率
2025	27	6	4.5
2024	22	6	3.7
2023	23	8	2.9
2022	24	5	4.8
2021	17	5	3.4
2020	20	5	4.0

理科

採用年度	受験者数	合格者数	倍率
2025	23	5	4.6
2024	23	6	3.8
2023	19	6	3.2
2022	25	5	5.0
2021	24	6	4.0
2020	22	7	3.1

音楽

採用年度	受験者数	合格者数	倍率
2025	11	1	11.0
2024	11	2	5.5
2023	7	1	7.0
2022	12	2	6.0
2021	10	2	5.0
2020	10	2	5.0

美術

採用年度	受験者数	合格者数	倍率
2025	3	2	1.5
2024	8	2	4.0
2023	7	1	7.0
2022	6	2	3.0
2021	8	1	8.0
2020	6	1	6.0

保健体育

採用年度	受験者数	合格者数	倍率
2025	39	8	4.9
2024	44	7	6.3
2023	44	7	6.3
2022	54	7	7.7
2021	41	11	3.7
2020	35	10	3.5

技術

採用年度	受験者数	合格者数	倍率
2025	4	2	2.0
2024	3	1	3.0
2023	4	1	4.0
2022	1	0	–
2021	2	1	2.0
2020	2	1	2.0

家庭

採用年度	受験者数	合格者数	倍率
2025	1	1	1.0
2024	1	1	1.0
2023	2	1	2.0
2022	4	2	2.0
2021	2	1	2.0
2020	1	1	1.0

英語

採用年度	受験者数	合格者数	倍率
2025	6	4	1.5
2024	13	5	2.6
2023	10	4	2.5
2022	22	8	2.8
2021	19	7	2.7
2020	17	5	3.4

養護教諭

採用年度	受験者数	合格者数	倍率
2025	32	3	10.7
2024	38	3	12.7
2023	38	3	12.7
2022	30	4	7.5
2021	30	4	7.5
2020	24	4	6.0

栄養教諭

採用年度	受験者数	合格者数	倍率
2025	13	1	13.0
2024	7	1	7.0
2023	6	1	6.0
2022	9	1	9.0
2021	–	–	–
2020	–	–	–

倍率が低くても油断は禁物！難易度とは別の話

静岡市教員採用試験の倍率は、年度ごと・校種ごと・教科ごとに大きく異なることが分かります。

特に近年は、少子化や教員不足の影響を受けて倍率が全体的に低下傾向にあり、「採用されやすくなっている今こそチャンス」と言われることもあります。

ただし、倍率が低い＝試験が易しいというわけではありません。倍率は「何人に1人が合格するか」という競争の指標にすぎず、教員として求められる資質・専門性・指導力・人間性といった評価軸の厳しさには変わりありません。

倍率を参考にしながらも、それに一喜一憂するのではなく、自分が志望する校種・教科の傾向や対策ポイントをしっかりと把握したうえで、計画的に準備を進めることが、合格への一番の近道といえるでしょう。

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