山梨県教員採用試験の面接試験は、個人面接と集団討議が二次試験に実施されます。
試験時間や配点、評価基準を知らずに対策を始めてしまうと、的外れな準備になる恐れがあります。
この記事では、面接対策を始める前に押さえておきたい以下の情報をまとめました。
- 試験時間・流れ
- 配点・評価の観点
- 過去の質問・討論テーマ
試験の全体像を正しく理解して、合格への戦略を立てるための資料として活用してください。
個人面接の内容
山梨県教員採用試験の個人面接は、試験時間20分、面接官4人で実施されます。
配点は160点満点で、二次試験の中でも特に重要な位置づけです。
個人面接の概要
面接官にスクールカウンセラーが含まれているのが特徴的ですね。
児童生徒への心理的なアプローチや配慮について、より専門的な視点から評価されると考えられます。
| 試験時間 | 20分 |
|---|---|
| 面接官 | 4人 *スクールカウンセラー含む |
| 配点 | 160点 |
個人面接の評価基準
個人面接では、以下の4つの観点で評価されます。
- 発言内容
- 態度
- 的確な判断力
- 意欲、情熱
評価基準を見ると、「何を話すか」だけでなく「どう話すか」「どれだけ本気か」も重要視されていることが分かります。
個人面接の過去問(質問)
山梨県教員採用試験の面接では、志望動機や自己PRといった定番質問が中心です。
一方で「なぜ勉強しないといけないの?」という子どもからの問いへの対応など、実践的な質問も多く出題されています。
ここでは、過去の面接で実際に聞かれた質問内容を紹介します。
- 緊張していますか。
- 志望理由を教えてください。
→なぜ公立学校の教員を目指すのですか。
→なぜ山梨県を志望したのですか。 - 不登校になる原因は何だと思いますか。
→あなたのクラスに不登校の子がいたらどうしますか。 - 何年生の担任を持ちたいですか。理由も教えてください。
- 子どもから「なんで勉強しないといけないの。」と聞かれたら何と答えますか。
→その説明でどのくらい伝わると思いますか。 - 今と昔の子どもの違いは何だと思いますか。
- あなたの性格を教員としてどのように活かせますか。
- これだけは負けないと思うことは何ですか。
- いじめられている子が「誰にも言わないで。」と言って相談してきたらどうしますか。
→保護者にはどう伝えますか。
→後日、その子から「誰にも言わないでって約束したじゃん」と泣いて怒ってきたらどうしますか。 - ICTの活用方法を教えてください。
深堀り質問が多いのが特徴です。
最初の回答だけでなく、その先まで論理的に答えられるように準備しておく必要がありますね。
志望動機の添削や回答例をこちらの記事で行っています。ぜひ、確認してみてくださいね。
集団討議の内容
山梨県教員採用試験の集団討議は、模擬授業と討論がセットになった85分間の試験です。
4~6人のグループで実施され、配点は100点満点となっています。
集団討議の概要
模擬授業では、教科や学級活動、道徳などの中から自分で内容を選んで実施します。
討論では、そのテーマについて「どのように指導したらいいか」をグループ全員で話し合います。
| 試験時間 | 85分 |
|---|---|
| 受験人数 | 4~6人 |
| 面接官 | 3人 |
| 内容 | 模擬授業+討論 |
| 配点 | 100点満点 |
試験の流れ
試験は以下の手順で進行します。
流れを事前にイメージしておくことで、当日の緊張を和らげることができると思います。
案内係の指示で試験室に入り、決められた席に着席します。
試験で扱うテーマが発表(黒板に掲示)されます。
テーマをもとに「授業開始5分間」の構想を行います(5分)。
なお、授業は「教科、学級活動、ホームルーム、道徳、総合的な学習(探求)の時間」で行うように指示があります。
1人5分間の授業を行います。
*初めに校種・学年、内容を伝えてから実施する。
*自分の番以外は、児童生徒役として参加する。
テーマについて「どのように指導したらいいか」をグループ全員で話し合います(24分~36分)。
*司会は受験者同士で決める。
終了後、退室する。
集団討議の評価基準
「何を話すか」だけでなく「どう振る舞うか」も重要です。
以下の6つの観点で評価されます。
- 積極性
- 協調性
- 主体性
- 論理性
- 表現力
- 態度
模擬授業では表現力や主体性が、討議では協調性や論理性が特に見られていると考えられます。
集団討議の過去問(テーマ)
近年のテーマは、道徳的な価値観に関するものが中心です。
一度、自分の考えをノートにまとめてみることをおすすめします。
| 令和5年度 | 衛生、生活習慣、親切、防災、環境、情報モラル |
|---|---|
| 令和4年度 | 希望、公正、生命尊重、協力、強い意志、支え合い |
| 令和3年度 | 公平、相互理解、公共、共生、自己有用感、安心 |
テーマはどれも道徳や学級活動で扱いやすい内容になっていますね。
授業構想の段階で、児童生徒にどう考えさせるかがポイントになりそうです。
面接試験まとめ
山梨県教員採用試験の二次試験は、個人面接と集団討議で構成されています。
配点は個人面接160点、集団討議100点で、面接の比重が大きい試験です。
評価基準を見ると、「発言内容」「論理性」「協調性」といった観点が並んでいますが、面接官が見ているのは”完璧な答え”ではなく、教師としての誠実さや柔軟性なんですね。
過去問を見ると、志望動機や自己PRといった定番質問から、「いじめ相談への対応」「子どもからの素朴な疑問への答え方」といった実践的な質問まで幅広く出ています。
つまり、現場目線で具体的に答えられるかが勝負になります。
で、ここからどうするか。
定番質問に対するOK/NGの回答例や回数無制限の個別添削が受けられるnoteを用意しました。「この答え方で合ってる?」が全部クリアになります。
話し方のコツ、評価される答え方、よくある失敗パターン。合格答弁を作るための技術を解説した記事から始めましょう。
倍率や試験日程、面接などの記事もあります。気になるところから読んでみてください。



今日のうちから1つ行動してみましょう!
出典(Source)
- 公式情報は、山梨県教育委員会が公表している実施要項および関連資料をもとに整理しています
- 個人面接・集団討論の質問例については、当サイトが独自に実施した受験者アンケートおよび個別報告をもとに構成しています
- 実際の試験内容は年度や実施状況により変更される場合がありますので、最新情報は必ず公式発表をご確認ください
