MENU
>noteでも有益情報を配信中!

【岡山市教員採用試験】面接試験の内容と対策【過去の質問例あり】

岡山市教員採用試験の面接

最終合格をより確実にするには、筆記試験だけでなく面接試験の準備も早めに取り掛かることが重要です。

本記事では、岡山市教員採用試験の面接試験(個人面接、集団活動、模擬授業・口頭試問)に関する試験情報を網羅的にまとめています。

早いうちに面接試験を理解し、攻略できるように準備を始めましょう。

目次

【岡山市教員採用試験】面接試験の内容

岡山市教員採用試験では、さまざまな面接試験が行われます。

第1次試験

個人面接

第2次試験

個人面接、集団活動、模擬授業・口頭試問

個人面接

岡山市教員採用試験の個人面接は一次試験と二次試験に行われます。

一次試験

岡山市教員採用試験の個人面接概要(一次試験)
試験時間15分間
面接官2名
評価観点・コミュニケーション能力
・社会性、協調性
・主体性
質問項目
(過去問)
・自己PRを簡単にしてください。
・部活動やサークルには所属していますか。
・ボランティア活動は何かしていますか。
・あなた自身の良い点と悪い点はどこですか。
・あなたの性格を簡単に教えてください。
・周りからどのような人だと言われますか。
・あなたの強みはどこですか。
・最近感動したことはありますか。
・どのようなことにストレスを感じますか。
・ストレスはどうやった発散しますか。
・今取り組んでいることはありますか。
・教師を目指したきっかけは何ですか。
・どのような教師になりたいですか。
・岡山市の教育をどう感じていますか。
・岡山市が目指す教員像をどのくらい理解していますか。
・教師の身分は法律でどう記されているか知っていますか。
・教師の不祥事を防ぐにはどうすればいいですか。

二次試験

岡山市教員採用試験の個人面接概要(二次試験)
試験時間20分間
面接官2名
評価観点・コミュニケーション能力
・意欲的態度、使命感
・教育的愛情、向上心
・社会性、協調性
質問項目
(過去問)
・なぜ教師になろうと思ったのですか。
・岡山県の教師ではなく、岡山市の教師を志望する理由は何ですか。
・どんな教師になりたいですか。
・大規模校と小規模校の違いは何ですか。
→どちらの学校に行きたいですか。理由も教えてください。
・教育実習は行きましたか。
→何年生の担当でしたか。
・アルバイトは何をしていましたか。
→なぜ、そのアルバイトを選んだのですか。
→アルバイト経験を教師としてどのように活かせますか。
・今までの経験で一番きつかったことは何ですか。
・リーダシップをとった経験はありますか。
→その経験で一番苦労したことは何ですか。
・好きな言葉はありますか。
→どんなときにその言葉を思い出しますか。
・友人はどのくらいいますか。
・自分自身を動物に例えると何ですか。理由も教えてください。
・勤務地の希望はありますか。

その他の質問項目や対策方法を下記の記事でまとめています。参考にしてください!

集団活動

集団活動とは、与えられたテーマを受験者同士が1つのグループとなって話し合ったり、作業したりする試験のことです。

話し合う過程を観察し、教員としての資質・能力を持ち合わせているかどうかを評価します。

岡山市教員採用試験の集団活動概要
試験時間30分間
人数1グループ4~5人
面接官2名
評価観点・コミュニケーション能力
・社会性、協調性
・主体性
活動の流れ①テーマの発表・説明(2分)
②グループ活動(25分)
③グループ発表(1分~2分)
④感想(1人30秒程度)
テーマ例
(過去問)
あなたたちは,全国展開するコンビニエンスストアの社員という設定である。このたび,新たにコンビニエンスストアを出店することになった。どのような商品を置き,どのように陳列するのか考えなさい。

あなたたちは,全国展開する家具・インテリア会社の社員という設定である。このたび,新たに家具・インテリア店を出店することになった。どのような商品を置き,どのように陳列するかを考えなさい。

あなたたちは,全国展開するショッピングモール店の社員という設定である。このたび,新店舗内にフードコートを設置することになった。どのような店舗を出店し,どのように配置するかを考えなさい。
福永

他の受験者の意見を聞くことや自分の意見が他の受験者にどのように受け止められたのかなど、周りの状況にも注視することが大切です。

模擬授業・口頭試問

模擬授業とは、与えられたテーマをもとにして実際の授業風景を披露する試験のことです。

志望教科の専門性や指導力だけでなく、どのように(な)授業をしているのか、児童生徒の興味・関心を惹きだす内容か、などを総合的に評価されます。

岡山市教員採用試験の模擬授業・口頭試問概要
試験時間20分間
面接官2名
評価観点・教科指導に関する専門性
・児童生徒の理解
・柔軟性
・コミュニケーション能力
・教育的愛情
活動の流れ①テーマの発表・説明(1分)
②構想(3分)
③模擬授業(6分)
④口頭試問(10分程度)
テーマ例
(過去問)
小学校
算数「分数と少数」
国語
「俳句」
社会
「近代文化の形成」
英語
「受動態」
養護教諭
「授業中に突然泣き出した中学生女子が来室し,「何も聞かないでください」と言われたときの対応」
栄養教諭
「ごはんとみそ汁」
口頭試問例
(過去問)
・場面指導の感想を言ってください。
・模擬授業で工夫した点及び反省点を言ってください。
・模擬授業をするとき、何を意識しましたか。
・今の模擬授業でICTを導入するならどのように活用しますか。
・「めあて」はどうするつもりでしたか。
・子供の役を演じた面接官の反応で気づいたことはありましたか。
・学級担任になったら、なにをしたいですか。
・自分の話を聞いてくれない子供にはどう対応しますか。
・学級経営で悩んでいるとき、先輩教師が忙しそうにしていたらどうしますか。
・不登校気味の子どもにはどう対応しますか。
・集中力が書けている子どもにはどう対応しますか。
・岡山型一貫教育における異校種への授業参観に行く意味や何だと思いますか。
福永

発問や質問を重ねて、クラス全体で授業を「つくっていく」ことを意識して準備しましょう。

【岡山市教員採用試験】面接試験対策のポイント

教員採用試験の面接試験対策は、できるだけ早く始めることが重要です。

面接試験対策を始めるときのポイントを3つ紹介します。

  1. 求める教師像を理解する
  2. 自己分析に時間をかける
  3. 模擬面接で練習を繰り返す

求める教師像を把握する

岡山市教育委員会が、どんな人物を求めているのか知っていますか?

面接は採用者側(岡山市)が求める教師像と、あなたの人物像がどれだけマッチしているかを確認するために行われています。

ここにズレが生じると不合格が確定してしまうので、必ず求める教師像をきちんと把握してから対策してください。

岡山市が求める教師像は以下のとおりです。

  • 岡山市の教育に夢と希望をもち、使命感に燃えている人
  • 子どもへの愛情をもち、自らも成長していくことができる人
  • 子どもの知・徳・対のバランスのとれた力を向上できる専門的な知識・技能のある人
  • 中学校区を単位とした学校園一貫教育と岡山市地域協働学校の趣旨を理解し、実践することができる人
  • 社会の変化や新しい教育課題に柔軟に対応できる人
  • 豊かなコミュニケーション能力、社会人としての良識をもち、他者と強調できる人
福永

このような人物が欲しい!」という教育委員会からのメッセージです。今までの経験や体験からアピールできるような内容を準備しましょう。

自己分析に時間をかける

続いて、自分自身をきちんと理解(自己分析)しましょう。

自己分析が不十分だと、面接官を納得させられる語りができないからです。

自分という人間について深く理解し、売り込む経験をしたことなんてないですよね。なので、自己分析をきちんと行って話す内容を考えておかなければ、面接では絶対に上手くアピールすることはできないのです。

コツは求める教師像を自分なりに解釈して、一つずつエピソードを考えること。そうすれば、自分の芯と岡山市が求める人物像とがマッチングしてくるので、あなたの語りに厚みが出てきますよ。

自己PRや志望動機の作成に困っている方は下記の記事を参考にしてください。チャットでの相談や添削サポートをしています!

模擬面接で練習を繰り返す

最後は、模擬面接を受けて実践力を鍛えましょう。

  • 本番特有の緊張感
  • 回答に困る深掘りポイント
  • 客観的な評価

1人で面接練習をしているだけでは、気が付かない部分がたくさん発見できるからです。

このような観点は一人では判断(評価)できません。なので、最低でも3回は客観的な評価をもらえるような環境で練習してください。

福永

練習相手は友達や家族でもいいですが、できるだけ経験者(予備校やその道のプロ)にみてもらうといいでしょう。

せっかく筆記試験を突破しても、面接で失敗してしまうのは非常に悔しいですよね。そうならないためにも、早めに面接対策を始めましょう。

より具体的な面接対策の方法については、以下の記事を参考にしてください。

【岡山市教員採用試験】面接試験まとめ

岡山市教員採用試験に合格するためには、面接試験の攻略が必要不可欠です。

対策といえば筆記試験に気を取られがちですが、面接試験の評価が悪いと最終合格は難しくなります。

面接対策の基本は「予想される質問を知り、ベストな回答を準備する」ことです。

そして、第三者にきちんと伝わるかどうか、話し方や表情、態度などを確認しながら練習を続けることが重要です。まずは過去問を使いながら、自分なりの回答を考えてみましょう。

今回ご紹介したのはほんの一例ですが、ぜひ取り入れていただければ幸いです。

コメント

コメントする

目次