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岡山市教員採用試験|個人面接の質問例と評価基準・願書の書き方

  • 「◯◯について1分間スピーチをしてください。」
  • 「自己PRをしてください。」
  • 「どのようにすれば分かりやすい授業になると思いますか。」

岡山市教員採用試験の個人面接では、このような質問を通して、教員としての適性や人物面が評価されます。

本記事では、実際の質問例(過去問)を中心に、試験概要や評価基準、受験願書など、面接対策を始める前に確認しておきたい情報をまとめました。

岡山市の個人面接で何が問われ、どのような準備をすればよいのかを確認し、面接対策に役立ててください。

面接対策の進め方は以下の記事でまとめています。あわせてご覧ください。

目次

岡山市教員採用試験の個人面接とは

岡山市教員採用試験の個人面接は、第1次試験と第2次試験で実施します。

試験時間や実施形式、実施日など、受験前に押さえておきたい基本情報を紹介します。

個人面接の概要

第1次試験の概要

第1次試験では、テーマに沿ったスピーチ形式の個人面接を実施します。

実施形式スピーチ形式
試験時間15分間
面接官2人
*2025年実施(令和8年度採用)の情報をもとにしています。受験年度により内容が変わる場合があります。
福永

スピーチが終わると、その内容をもとに質問されます。スピーチだけで終わるわけではないため、話した内容について深掘りされることを想定して準備しておきましょう。

第2次試験の概要

第2次試験では、面接官からの質問に回答する個人面接を実施します。

実施形式質疑応答形式
試験時間20分間
面接官2人
*2025年実施(令和8年度採用)の情報をもとにしています。受験年度により内容が変わる場合があります。

個人面接の日程

第1次試験2026年7月11日(土)または12日(日)
第2次試験2026年8月8日(土)〜10日(月)、15日(土)〜17日(月)のうち指定された日
福永

受験番号順に早い日程・時間帯に割り振られています!

個人面接の流れ

第1次試験の流れ

待機・入室

5分前まで控室で待機します。順番が来たら試験室へ移動し、入室。

1分間スピーチ

テーマが2つ提示されるので、1つを選択し、1分間でスピーチを行います。

質疑応答

スピーチの内容について面接官から質問されます。

第2次試験の流れ

待機・入室

5分前まで控室で待機します。順番が来たら試験室へ移動。

事前に「質問には簡潔に回答すること」と注意があり、その後入室します。

質疑応答

2人の面接官から質問されるので応答します。

個人面接で重要な受験願書

受験願書とは、事前に記入し提出する書類のことです。

出願に必要な個人情報だけでなく、志望動機も記載し、面接官が当日の質問を準備する際の参考資料として使われます。

面接資料として使用されるため、単に提出する書類ではなく、面接での受け答えまで見据えて作成することが重要です。

受験願書の内容

面接試験に関わる内容は以下のとおりです。

  • 部活動歴(中学校〜大学)
  • ボランティア活動歴(1つ)
  • スポーツ実績
  • 出願理由(出願する受験区分・教科等を踏まえて動機や理由等を具体的に記入)
  • 資格・特技
福永

願書添削していると「出願理由」と面接で話す志望動機の内容が一致していないケースをよく見かけます。一貫した内容で作成することを意識しましょう。

受験願書の書き方を詳しく見る

個人面接の過去問(質問例)

岡山市教員採用試験の個人面接で出題された過去問(質問例)をまとめています。

掲載しているのは多くの受験生が聞かれた一般的な質問で、誰でも聞かれる可能性があるものです

なお、個人特有の質問は受験願書の記載内容によって異なります。

第1次試験の質問例

令和7年度(2024年実施)から、従来の質疑応答形式からスピーチ形式の面接になっています。

最初に1分間スピーチがあるので、時間内(目安は50秒〜55秒)に終えられるように準備しましょう。

  • 「遊び」をテーマとして1分間でスピーチしてください。
  • 「性格」をテーマとして1分間でスピーチしてください。
  • 「ルール」をテーマとして1分間でスピーチしてください。
  • 「子どもの頃感動した思い出」をテーマとして1分間でスピーチしてください。
  • 今のスピーチに100点満点で点数をつけてください。
    →なぜ、その点数なのですか。
  • スピーチをしてみてよかった点と反省点を言ってください。
  • 工夫した点はありますか。
  • あと30秒あったら、付け加えたいことはありますか。
  • スピーチ内容を児童生徒に伝える場合、どのようにして伝えますか。

(参考)令和6年度以前の質問例

  • 自己PRを簡単にしてください。
  • あなた自身の良い点と悪い点はどこですか。
  • 周りからどのような人だと言われますか。
  • 最近感動したことはありますか。
  • どのようなことにストレスを感じますか。また、どうやって発散しますか。
  • 部活動やサークルには所属していましたか。
  • ボランティア活動は何かしていますか。
  • 集団で成し遂げた経験はありますか。
  • 教師を目指したきっかけは何ですか。
  • どのような教師になりたいですか。
  • 岡山市の教育をどう感じていますか。
  • 教師の不祥事を防ぐにはどうすればいいですか。

第2次試験の質問例

第2次試験では、「本当に岡山市の教員として働く覚悟があるか」という、本気度や資質を問う質問が増えます。

志望動機に関する深掘りの質問

  • なぜ教師になろうと思ったのですか。
  • 岡山県の教師ではなく、岡山市の教師を志望する理由は何ですか。
  • どんな教師になりたいですか。
  • 志望する校種・教科の教員になりたいと思ったのはいつからですか。またきっかけはなんですか。

あなた自身と経験に関する質問

  • 自分自身を動物に例えると何ですか。理由も教えてください。
  • アルバイト経験について教えてください。その経験を教師としてどのように活かせますか。
  • 今までの経験で一番きつかったことは何ですか。また、それをどう乗り越えましたか。
  • リーダーシップをとった経験について教えてください。

働く上での覚悟に関する質問

  • 勤務地の希望はありますか。
  • 教育実習はどこへ行きましたか。また、実習で先生からどのようなアドバイスをもらいましたか。
  • 小学校に配属になった場合、部活動の指導はできますか。土日も可能ですか。

ここに掲載している質問以外の準備や回答の作り方は以下の記事で解説しています。

個人面接の過去問を詳しく見る

個人面接の評価基準

岡山市教員採用試験の個人面接では、教員として必要な資質や人物面が複数の観点から評価されます。

面接練習では、回答を作るだけでなく、どの評価項目をアピールできているかという視点で見直すと、より効果的な対策になります。

福永

面接添削をしていると、「回答は作ったけれど、何を評価されているのか分からない」という受験生は少なくありません。

まずは、第1次試験・第2次試験で評価される項目を確認しておきましょう。

第1次試験の評価の観点
評価の観点コミュニケーション能力
(相手に分かりやすく話を伝える力)

社会性、協調性
(周りの人と協力できる姿勢)

主体性
(周りの人と協力できる姿勢)
第2次試験の評価の観点
評価の観点コミュニケーション能力
(教員にふさわしい言葉遣いや表現力)

意欲的態度、使命感
(「教員になる」という強い意志)

教育的愛情、向上心
(子どもを想う心と、学び続ける姿勢)

社会性、協調性
(保護者や同僚と連携できる力)

すべての評価項目が重要ですが、ここでは特に面接で問われやすく、回答にも反映しやすい3つの観点を紹介します。

コミュニケーション能力

コミュニケーション能力は、第1次試験・第2次試験の両方で評価される重要な項目です。

評価されるのは話す内容だけではありません。質問の意図を正しく理解し、結論から分かりやすく答えられているか、教員にふさわしい言葉遣いや表現ができているかも見られています。

面接では、「結論→理由→具体例」の順で簡潔に話すことを意識すると、伝わりやすい回答になります。

意欲的態度・使命感

第2次試験では、教員を目指す意欲や使命感も重要な評価項目です。

志望動機では、「なぜ教員になりたいのか」だけでなく、岡山市でどのような教師を目指し、子どもたちの成長にどのように貢献したいのかまで具体的に伝えられると、熱意が伝わりやすくなります。

過去の質問でも、志望理由や教育観、教師として大切にしたいことを問う内容が多く見られるため、自分の考えを整理しておきましょう。

社会性・協調性

社会性・協調性も、第1次試験・第2次試験を通して重視されている評価項目です。

学校では、学年の先生や管理職だけでなく、保護者や地域とも連携しながら教育活動を進めます。そのため、周囲と協力して課題を解決した経験や、相手の立場を尊重して行動した経験は大きなアピール材料になります。

教育実習や部活動、アルバイト、社会人経験などを振り返り、自分がどのような役割を担い、周囲と協力して成果につなげたのかを説明できるよう準備しておきましょう。

もちろん、主体性や教育的愛情・向上心なども重要な評価項目です。

面接では、一つの回答で複数の評価項目をアピールできることも少なくありません。回答を見直す際は、「この回答で何を評価してもらいたいのか」という視点を持って練習すると、より効果的な面接対策につながります。

回答に不安がある方へ

自分ではうまく答えられていると思っていても、第三者から見ると改善点が見つかることは少なくありません。

自分の回答が評価基準に沿っているか不安な方は、面接添削・回答添削も活用してみてください。

面接添削・回答添削の詳細を見る

個人面接まとめ

岡山市教員採用試験の個人面接では、質問への回答内容だけでなく、教職への理解や表現力、協調性など、教員としての人物面が総合的に評価されます。

まずは、面接の流れや評価基準、過去の質問例を確認し、自分の経験や考えを整理することから始めましょう。

また、個人面接の具体的な回答の作り方や練習方法については、以下の記事で詳しく解説しています。あわせて参考にしてください。

個人面接の対策方法はこちら

岡山市教員採用試験全体の試験内容や日程を確認したい方は、以下の記事をご覧ください。

岡山市教員採用試験の試験内容はこちら

1981年生まれ。横浜市出身。中学校・高校にて教鞭を執る。その後、大手教育出版社を経て独立。2018年3月より教員採用試験の情報メディア「教採ギルド(KYOSAI-GUILD)」を運営、個人コンサルや関東圏の大学等で教示しながら、ブログ&SNSで情報発信を開始。現在16年目(2025年4月時点)

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