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【2026年度】鹿児島県教員採用試験の一次試験結果

【2026年度】 鹿児島県教員採用試験 一次試験の結果

鹿児島県教育委員会は2026年7月11日、2026(令和8)年度鹿児島県教員等採用試験の一次試験合格者を発表しました。

この記事では、本日発表された2026(令和8)年度鹿児島県教員採用試験の一次試験の結果を、前年度と比較しながら詳しく分析していきます。

二次試験に向けて、そして来年を見据えるためにも、今年の傾向をしっかり押さえておきましょう!

過去の倍率推移については、以下のまとめ記事で詳しく解説しています。
【教科別倍率】鹿児島県教員採用試験の実施結果

目次

【2026年度】鹿児島県教員採用試験の一次試験結果

2026(令和8)年度鹿児島県教員採用試験の一次試験は、2025年6月15日(日)に行われ、申込者数1,136人のうち1,084人が受験し、815人が合格しました。

全体の受験者数は前年度から62名減少、合格者数も5名減少しましたが、全体の倍率は1.3倍となり、昨年度の1.4倍からわずかに低下しました。

採用年度受験者数合格者数実質倍率
2026年度1,0848151.3倍
2025年度1,1468201.4倍

注目すべきは、今年から中学校・特別支援学校にも拡大された「教職教養チャレンジ試験」です。

大学3年生から挑戦できるこの試験の受験者は232名(前年度は小学校のみで111名)と大幅に増加し、126名が合格しました。

福永

早い段階から教員を目指す学生が増えていることがわかりますね。

校種別の結果

次に、校種ごとの結果を見ていきましょう。

校種受験者数合格者数実質倍率
小学校258
(293)
257
(289)
1.0倍
(1.0倍)
中学校297
(305)
246
(239)
1.2倍
(1.3倍)
高等学校271
(298)
142
(152)
1.9倍
(2.0倍)
特別支援85
(78)
74
(59)
1.2倍
(1.3倍)
養護教諭92
(84)
57
(47)
1.6倍
(1.8倍)
栄養教諭39
(49)
8
(8)
4.9倍
(6.1倍)

※( )は昨年度(令和7年度)の数値。倍率は小数点第2位を四捨五入。

  • 小学校:受験者数・合格者数ともに減少しましたが、倍率は昨年度と変わらずほぼ1.0倍です。一次試験に関しては、非常に合格しやすい状況が続いています。
  • 中学校:受験者数は微減でしたが、合格者数は増加しました。その結果、倍率はわずかに下がり、少し広き門となったようです。
  • 高等学校:受験者数、合格者数ともに減少。倍率は1.9倍と依然として高い水準ですが、昨年度の2.0倍からはわずかに低下しました。
  • 特別支援学校:昨年度より受験者が増えたにもかかわらず、合格者数が大幅に増加したため、倍率は1.2倍まで下がりました。教員の需要の高まりがうかがえます。
  • 養護教諭:受験者・合格者ともに増加しました。倍率は1.6倍と、狭き門であることに変わりはありませんが、昨年よりは低下しています。
  • 栄養教諭:受験者数が減少したことで、倍率は昨年の6.1倍から4.9倍へと下がりました。しかし、合格者数は8名で変わらず、依然として全校種の中で最も競争の激しい校種となっています。

過去の倍率推移については、以下のまとめ記事で詳しく解説しています。
【教科別倍率】鹿児島県教員採用試験の実施結果

今後の流れ

一次試験の結果を踏まえ、今後のスケジュールを確認しておきましょう。

二次試験の日程

二次試験は、2025年8月1日(金)から8月13日(水)までの指定された日に行われます。

合格者の方は、通知された日時と場所を必ず確認し、準備を進めてください。 最終的な合格発表は2025年9月5日(金)の予定です。

まとめ

令和8年度の鹿児島県教員採用試験一次試験は、全体として受験者数が減少し、倍率もわずかに低下しました。

一次試験に合格された皆さん、本当におめでとうございます。最大の山場である二次試験に向けて、面接や集団討論などの対策に全力を注いでください。応援しています!

今回、残念ながら涙をのんだ方も、来年こそは合格を掴むために、この分析がきっと役立ちます。

自分の課題を分析し、今日から次の一歩を踏み出しましょう。皆さんの挑戦を心から応援しています。

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