本記事では、島根県教員採用試験の論述試験(小論文)に関する情報をまとめています。
具体的には、論述試験の傾向(文字数や試験時間、出題形式、配点など)と過去のテーマを詳しく紹介しているので、論述対策の役に立ててください。
島根県教員採用試験 論述試験の傾向
島根県教員採用試験の論述試験(小論文)は、第一次選考で行われます。筆記試験では判断できない、論理的思考力や読解力、教師としての適性などを総合的に評価します。
試験時間 | 40分 |
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文字数 | 350〜400字 |
出題数 | 1題 |
配点 | 30点満点 |
論述試験の文字数と試験時間
文字数は350字以上、400字未満で書かなければなりません。対する試験時間は40分なので、文字数に対する試験時間が極めて短いのが島根県の特徴です。
論述試験の出題形式
出題数は1題、出題形式は、おおむね教育問題や学校教育の在り方に関する課題を扱うテーマが出題される傾向にあります。島根県の教育施策に関するテーマも出る場合があるので、島根県の資料も読みこんでおくといいでしょう。
論述試験の評価基準・配点
論述試験は以下の観点に沿って評価します。
- 構成力
- 論理性
- 表記・記述
- 発想
これらの観点に沿って30点満点で採点されます。
評価が悪くなる理由としては、テーマの把握ができていなかったり、文字数が少ないだったりすることが挙げられます。また、字が汚い(丁寧であればOK)、誤字脱字が多いっていうのもよくないので、注意しながら書きましょう。
島根県教員採用試験 論述試験の過去問
島根県教員採用試験における論述試験(小論文)の過去問を紹介します。
論述試験の過去問(2024年度)
教師として、あなたが特に大切にしたいことを3つあげ、それらについて350字以上400字以内で述べなさい。
論述試験の過去問(2023年度)
問1 次の空欄に言葉を入れて、子どもの学びの本質を端的に表す文をつ くりなさい。
「生きる力は、( )がつくる。」
問2 空欄にその言葉を入れた理由を300字程度で説明しなさい。
- 試験時間は30分。
論述試験の過去問(2022年度)
「子どもたちをとりまく環境と学び」について、保護者や地域住民向けの校報(学校が発行する広報)の原稿を依頼されました。600字程度で原稿案を作成しなさい。なお、時候の挨拶などの定型文の前置きは不要なので、本題のみ記載すること。
- 試験時間は60分。
論述試験の過去問(2021年度)
*新型コロナウイルスの影響で中止。
論述試験の過去問(2020年度)
平成31年4月1日に行われた「平成31年度新規採用教職員辞令交付式」におい て、島根県教育委員会教育長は、新しい学習指導要領の方向性は、島根県が力 を入れて進めている「教育の魅力化」とも、高い親和性を持ったものであるとし たうえで、「島根で進めている『教育の魅力化』は、『島根の強みを活かして実践する学習指導要領』であると思っていただいてよいと考えています。」と述べています。この「島根の強みを活かして実践する学習指導要領」を実現するために、 あなたはどのように取り組みますか。800字程度で述べなさい。
- 試験時間は60分。
過去問で答案を書いたら添削を受けよう!
島根県教員採用試験 論述試験対策を始めよう!
今回は、島根県教員採用試験における論述試験(小論文)の傾向と過去のテーマをまとめていました。
教員採用試験の論述対策は、やるべきことが想像しているよりも多いです。
過去問を眺めるだけでは、論述試験を攻略することはできません。過去問を使って答案を作成し、その上で添削を受けることで徐々に上達します。
論述試験で落ちる人ほど、書いたら書きっぱなしってことが多いです。答案を書いて誰にも見せないというのは、問題を解いても答え合わせをしないのと同じなので注意しましょう。
論述試験が原因で不合格にならにように、早めに(遅くても試験の3ヶ月前を推奨)準備を始めてください。
以上、島根県教員採用試験の論述試験についてでした。
この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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