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【対策】大阪府教員採用試験の小論文とは?傾向と過去の出題テーマ

大阪府教員採用試験の小論文対策

本記事では、大阪府教員採用試験の小論文に関する情報をまとめています。

具体的には、小論文の傾向(文字数や試験時間、出題形式、配点など)過去のテーマを詳しく紹介しているので、小論文対策の役に立ててください。

目次

大阪府教員採用試験 小論文の傾向

大阪府教員採用試験の小論文は、第二次選考の*専門教科試験の中で行われます。筆記試験では判断できない、論理的思考力や読解力、教師としての適性などを総合的に評価します。

  • 『小学校』、『小中いきいき連携』、『幼・小共通』及び『小学部』のみ実施。
試験時間120分(専門教科に含まれる)
文字数450〜550字
問題数1題
評価基準・社会的な背景や課題を把握しているか
・具体的かつ客観性のある内容を論理的に記述しているか
配点50点
大阪府教員採用試験 小論文の傾向(2024年度)

小論文の文字数と試験時間

文字数は制限があり、450〜550字以内で書かなければなりません。試験時間は専門教科とあわせて120分なので、時間配分を意識することが重要です。

小論文の出題形式

出題数は1題です。

出題形式は、おおむね教育問題や学校教育の在り方に関する課題を扱うテーマが出題される傾向にあります。

小論文の評価基準・配点

小論文は以下の観点に沿ってA~Eの5段階で評価します。

  • 社会的な背景や課題を把握しているか
  • 具体的かつ客観性のある内容を論理的に記述しているか

最終的に50点満点で評価しますが、著しく点数が低いと即不合格です。

評価が悪くなる理由としては、テーマの把握ができていなかったり、文字数が少ない(450字以下)だったりすることが挙げられます。また、字が汚い(丁寧であればOK)、誤字脱字が多いっていうのもよくないので、注意しながら書きましょう。

大阪府教員採用試験 小論文の過去問

大阪府教員採用試験における小論文の過去問を紹介します。

小論文の過去問(2024年度)

近年、大阪府の不登校児童生徒数は、全国と同様に増加傾向にあります。学校においては、一人ひとりの状況に応じた支援と未然防止の取組みが必要です。あなたが担任をしている学級に休みがちな児童がいた場合、あなたなら学級担任として、どのような対応をしますか。具体的な対応を2つ挙げ、それぞれの理由にも触れながら500字程度(450字以上550字以下)で具体的に述べなさい。

小論文の過去問(2023年度)

GIGA スクール構想の下で児童・生徒に 1 人 1 台端末が配備され、情報活用 能力のさらなる育成が必要とされています。あなたは教員として、端末を利用 してどのような教育実践を行いますか。児童に身につけさせたい力を明確にし て、具体的な取組みを500字程度(450字以上550字以下)で述べなさい。

小論文の過去問(2022年度)

社会状況の変化の中、新型コロナウィルス感染症に関する偏見や差別、イ ンターネットによる人権侵害などの問題が顕在化し、新たな人権課題となって います。このような人権課題の解決に向けて、学校においても、人権教育をさ らに充実させていくことが必要です。子どもたちが人権感覚を身に付けて、自 分や他者の人権を尊重する行動ができるようになるために、あなたは学級担任 としてどのように取り組みますか。「授業づくり」と「集団づくり」の二点につい て、それぞれの取り組む理由にも触れながら500字程度(450字以上550字以下)で具体的に述べなさい。

小論文の過去問(2021年度)

いじめを正確に認知することは、いじめへの対応の第一歩です。そのため、教職員は、ささいな兆候であっても、いじめを隠したり軽視したりすることなく 積極的にいじめを認知し、的確に対応していく必要があります。あなたは小学校の学級担任として、いじめを発見した場合やいじめの相談を受けた場合には、 その後、いじめの解消に向けてどのように対応しますか。また、その際、いじめが「解消している」状態とはどのような状態であると考えますか。500字程度(450字以上550字以下)で具体的に述べなさい。

小論文の過去問(2020年度)

平成 2 9 年 3 月告示の学習指導要領総則には、各教科等の指導に当たっては、「単 元や題材など内容や時間のまとまりを見通しながら、児童の主体的・対話的で 深い学びの実現に向けた授業改善を行うこと」と示されています。児童の「主体 的な学び」「対話的な学び」「深い学び」を実現するために、あなたは小学校の学 級担任としてどのような授業づくりを行いますか。500字程度(450字以上550字以下)で具体的に述べなさい。

過去問で答案を書いたら添削を受けよう!

大阪府教員採用試験 小論文対策を始めよう!

今回は、大阪府教員採用試験における小論文の傾向過去のテーマをまとめていました。

教採の小論文対策は、やるべきことが想像しているよりも多いです。

過去問を眺めるだけでは、小論文を攻略することはできません。過去問を使って答案を作成し、その上で添削を受けることで徐々に上達します。

小論文で落ちる人ほど、書いたら書きっぱなしってことが多いです。答案を書いて誰にも見せないというのは、問題を解いても答え合わせをしないのと同じなので注意しましょう。

小論文が原因で不合格にならにように、早めに(遅くても試験の3ヶ月前を推奨)準備を始めてください。

以上、大阪府教員採用試験の小論文についてでした。

この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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